指東のロゴ-横長 指東のロゴ-縦長

ブログ

御膳房指東の日々の日常などを掲載しております。

2018年04月の記事一覧Archived

指折り数えて、釜揚げシラス

毎年この時期になると、ちょっと気になりソワソワします。「シラスの初漁はいつ頃に」と、徳島県 小松島市 和田島、指東にシラスを毎年届けて頂いてます藤政商店への問い合わせです。その年々、気候状態、お天気任せで,4月下旬〜5月上旬となります。漁に出てもいつも取れるとは限りません。初漁、初網、初収穫、待ちに待ったその釜揚げシラスを味わいたいものです。シラスとは、しらすうなぎ、アナゴの幼魚、いかなごの幼魚等もシラスと言いますが、一般には片口鰯、真鰯の幼魚、体長2センチ位迄の物を言いま...

続きを読む

魚へんに春と書いて

魚へんに春と書いて鰆。春待ち魚、春告げ魚としてここ岡山県では最も珍重され、馴染みが有り、愛される魚です 私が岡山県に来るまでは、鰆を刺身でお客様に出すことも、自ら食す事も一度も有りません、この魚の印象としては、丁寧に扱わないと、身が柔らか過ぎて崩れて仕まう事、少し水っぽいので締めて使うことなどで、味噌ずけ、幽庵ずけなどの焼き物や、蒸し物、茶碗蒸しの具などが主だった思います。ところがこちらに来て見ると、全く違う魚に見えました。鮮度、脂の乗り方、食感、旨味、まるで別の魚で...

続きを読む

たけのこと旬

春の風物詩と言えば、たけのこ、三月〜四月がおすすめ、一般に孟宗竹に限りますが、地上に頭が出るか出ないか位が食べごろ、その後はどんどん市場に出回り、料理屋としては売り物としての値打ちはあまり有りません。ですが、旬と言う意味は時期の収穫に溢れ、市場に出回り、民の端はしまで行き渡り季節を享受出来る頃、期間と思います。又一方で字を見てください竹冠に旬と書いて筍、旬と言う意味はひと月の区割り、10日区切りの上旬、中旬、下旬と言う様に使われ、竹の成長がそれほど早いと言うと意味を持つとも...

続きを読む