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御膳房指東の日々の日常などを掲載しております。

2018年05月の記事一覧Archived

目には青葉

「目には青葉 山ホトトギス 初鰹」。江戸の俳人 山口素堂の詠んだ初夏の俳句です。今日は、初鰹についてちょっと調べて見ました。江戸時代、女房子供を質に入れても初鰹を食す、と言われるくらい初物を競って食べるのが粋の証しだったそうです。相当高価だったと言われています。 鰹は春先黒潮にのって北上し、どんどん成長して三陸沖へ、秋口には親潮にのって南下して行きます。春先を初鰹。秋口からの物をもどり鰹。と言います、初鰹は淡白、もどり鰹は体も大きく脂ものって濃厚な味と言われています。種類は...

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指東の庭に蕗ばたけ

御膳房指東は、開店12年目になります。築107年目の古民家のたた住まい、そのものを守り、生かした日本料理店です。部屋から眺める庭は、幼い頃、母に連れられて行った、おばあちゃんちの原風景、ホッとする懐かしさがあります。目線のその向こうには畑があり、それが蕗ばたけなんです。2月の寒い内から、フキノトウが芽吹き出します、その数250余、3月始めには、摘みとって天ぷらでお客様にお出ししています。しばらくして小さな葉っぱが地面を覆い出し、日に日に新しく大きな葉茎が育って行きます、5月...

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